口臭の原因はいろいろとあります。
お口のなかでニオイを発生させる物質としては、細菌が増殖してタンパク質を分解する際に出す、VSCと呼ばれる硫黄ガスが挙げられます。
具体的な原因としては、歯周病が進行していて常に歯ぐきに膿が出ている場合や、歯石がついた状態、食べ物がはさまりやすく、はさまった食べカスが取り切れていない、お口で呼吸をする癖(口呼吸)、唾液が少ない、舌の表面が汚れている…などがあげられます。
治療法としては、歯石の除去や歯周ポケット内にお薬を入れます。また、はさまる場合は、つめ物やかぶせ物を入れる治療ではさまらなくできます。舌の表面の汚れは専用の舌ブラシを使って落とすことができます。
当院では、歯科の大学病院の口臭外来で推奨されているうがい液も取り扱っています。
口臭の悩みは、なかなか相談しにくいですが、おひとりで悩まずにお気軽にご相談ください。